【最強デジタル理論】中盤での翻牌の切り時

縦の重なりしか期待できない字牌、だけど安易に切ると鳴かれてしまう字牌。
中々扱いが難しい字牌ですが、序盤と中盤では取扱いが違うのです。

例えば7巡目でこの形、何切る?

 二萬四萬七萬二筒三筒四筒四筒五筒八筒八筒五索七索九索  ツモ中

<答え>
・「七萬」切り


<理由>
・「鳴かせない翻牌」は一巡でも早く切るが鉄則だが、7巡目だと「鳴かれそうな翻牌」となる
・なので同じ孤立牌である「七萬」から切る
・「七萬」へのくっつき牌をツモれば、その分ロスとなるが、鳴かれない分有利
・安易に相手に一翻確定させないことも大事
 

 


<「中」切りはこんな形になった時>
※7巡目

 二萬四萬二筒三筒四筒四筒五筒八筒八筒五索七索九索中  ツモ二萬

孤立牌が「中」以外無くなった場合は、鳴かれても「中」切りとなる訳です。


 


では、次の場合はどうでしょう??

 二萬二萬六萬七萬一筒一筒五筒七筒三索四索五索六索七索  ツモ中  

<答え>
・ぜひ本書で確認してみて下さい(笑
・前述部分も確認でき、さらに精度が増すと思います。




⇒ 序盤での字牌の取り扱い
⇒ 渋川プロの字牌の取り扱い

【最強デジタル理論】序盤の字牌の扱い方

小倉プロの字牌の使い方を見ていきましょう。

ポイントは以下の点です。
・雀頭候補があるかどうか
・雀頭候補がなければ字牌から切る
・メンツ計算がはっきりしているかどうか
・字牌の重なりを期待しないなら先に切る
・「鳴かせない」ことを考える
・親か子で扱い方が変わる
・親なら連荘を考えてなるべく翻牌を残す


ちょっとポイントが多いんで混乱するかもしれないですが、
具体的を交えて説明します。

<何切る?問題①>
 
 一萬四萬六萬二筒三筒四筒五筒七筒八筒五索七索九索東西


<答え>
・字牌切り



<理由>
・雀頭候補がないため。
・「一萬」切りをしないのは、下記のようなノベタンになる可能性があるから。
・ノベタンの可能性は、ノベタンなんてない字牌より数学的に有利なのは明らかだから。

  一萬二萬三萬四萬六萬二筒三筒四筒五筒七筒八筒五索七索九索

 



<何切る?問題②>
※字牌切りならどちらから先に切るかも答えて下さい。
 
  一萬四萬六萬二筒三筒四筒五筒八筒八筒五索七索九索東西


<答え>
・「一萬」 → 「西」切り



<理由>
・雀頭があるのでノベタンが必要ない。
・「東」切りが先ではないのは、4メンツ計算が確定していないため
・筒子が伸びれば4メンツ計算は足りるが、今の形なら「東」を重ねポンで十分アガリを目指せる


 


<何切る?問題③>
※親と子それぞれの場合で答えて下さい。

 四萬六萬二筒三筒四筒四筒五筒八筒八筒五索七索九索東西

<答え/子の場合>
・打「東」


<理由/子の場合>
・雀頭候補あり
・4メンツ計算有りのため、「東」の重なりを期待せずに良い
・鳴かせないためにも一巡でも役牌を切るべし

<親の場合>
オヤなら連荘を考え、役牌はなるべく残すため「西」切り

具体的は以上です。


最後にもう一度ポイントを確認しましょう。
・雀頭候補があるかどうか(メンツより雀頭成立の方が確率的に難しい)
・雀頭候補がなければ字牌から切る
・メンツ計算がはっきりしているかどうか
・字牌の重なりを期待しないなら先に切る
・「鳴かせない」ことを考える
・親か子で扱い方が変わる
・親なら連荘を考えてなるべく翻牌を残す



渋川プロの字牌の扱い方も確認!
 渋川プロの字牌の扱い方

⇒ 真のデジタル派の第一打とは!?

【最強デジタル理論】翻牌を鳴くか翻牌雀頭リーチか

・翻牌を鳴くか?
・鳴かずに翻牌雀頭リーチか
この2択も悩みますよね~
「リーチしたいんだけど、先制の方が大事。だけど打点も欲しいし・・・」
ちょくちょくありますよね(笑

小倉プロの考え方を見ていこう。

<問題>
 發を鳴くか、メンゼンで進めるか


 三萬四萬九萬九萬九萬三筒四筒五筒七筒八筒發發東  ドラ四筒  出發(一枚目)






<赤あり東南の場合>
●ポンして次の形
 三萬四萬九萬九萬九萬三筒四筒五筒赤七筒八筒  發發横發

●理由
・メンゼンリーチでウラがなければ2600点から1300・2600まで。
・悪くはないが、大きなリードとはいえずメンゼンにこだわることに疑問。
・赤あり東南は局を重ねて、高打点のチャンスの配牌に巡り合う時に高打点を目指せばよい。
・きっちりアガれるところは、アガっておくのが小倉システム。
・赤が見えない時は、他家がチャンス手の可能性有なので、自分が素早くアガっておく。



<赤なし東南の場合>
●リーヅモ・オモウラを狙って鳴かない

●理由
・赤なし東南では間に合うことの方に期待。それほど他ルールとはスピードに差がある。
・オヤなら確実な連荘狙いで「發」ポンもあり。
三索四索七筒八筒が重なって二枚目の「發」が出ればポンテン。



ルールによって戦略を変える必要性を説く小倉プロ。
ルールごとにシステムを構築しろ!ってことだな。
システム構築は簡単ではない(汗


小倉プロの「仕掛けの基本条件」はコチラ
渋川プロ提唱!「鳴き過ぎ病」にご注意を!

【最強デジタル理論】鳴きに対しての押し引き

小倉氏は【鳴きに対しての押し引き】もシステム化している。
恐るべし・・・

基本的な考えは通常の【押し引き】と同じ。
通常の【押し引き】システムはコチラ

通常の押し引きシステムの【◆相手のシャンテン数】を【◆相手のフーロ数】 へ変更するだけ。


◆相手のフーロ数
 ・1フーロ   -5
 ・2フーロ   -10
 ・3フーロ   -15

◆対ホンイツはさらに追加
 ・相手の染めている牌が出てきた          -15
 ・相手の字牌が3種類以上出てきた         -5
 ・相手の字牌が1~2牌出てきた          +2
 ・相手の字牌もその染め色も1枚も余っていない   無視


以上。


もっと深堀した情報が知りたいならぜひ本を手に取ってみよう♪
麻雀が必ず強くなります!



通常の【押し引き表】はコチラ

【最強デジタル理論】小倉式押し引き

小倉氏の強さは、
 
 ●麻雀をシステム化している
 ●それをどんな状況でも実践できる鉄のハート

この2点だ。
とてもシンプルだが、実践することはとてつもなく難しい。

このページでは、
一つ目の「システム化」を見ていく。

さらに項目は「押し引き」だ。


では、早速紹介しよう。


前提:全ての合計値がプラスだったら押す。マイナスだったら引く。

◆自分のシャンテン数
 ・テンパイ     +15
 ・1シャンテン    0
 ・2シャンテン   -10

◆相手のシャンテン数
 ・テンパイ     -15
 ・2人テンパイ   -30

◆自分の残り形
 ・好形のみ     +6
 ・愚形1残り    0
 ・愚形2残り    -4
 ・愚形3残り   -12

◆オヤor子
 ・オヤ      +5
 ・子        0

◆相手の打点(おおよそ)
 ・1000点   +5
 ・3000点   0
 ・5000点   -2
 ・8000点   -3
 ・12000点  -5
 ・16000点  -10

◆自分の打点(おおよそ)
 ・1000点   -4
 ・4000点   0
 ・8000点   +4
 ・12000点  +5
 ・16000点  +6
 ・32000点  +10

◆巡目
 式:(7-巡目)= ?

◆自分の持ち点
 式:(1つ下の着順の他家の持ち点 - 1つ上の着順の他家の持ち点)
    ÷1000÷(残り局数)= ?


前提:全ての合計値がプラスだったら押す。マイナスだったら引く。

以上。


ぜひ、参考にしてみよう~♪
書いたら雀力が上がった気がする(笑


福地式「好形」「悪形」とは

【最強デジタル理論】総評:レビュー

タイトルに「デジタル理論」とあるように、
和了するために最も確率の高いものを選択していく麻雀の具体的ノウハウ本だ。

土台にデータを基準にする考え方があり、
とつげき東北氏「科学する麻雀」と考え方は同じで、中身もそう変わりない。
(個人的に読みやすい文章だった)


ただ、大きな特徴としては、以下の項目が記載されている点にある。

 ●字牌の取り扱い
 ●押し引きの数式

気になる人はぜひ手に取ってみよう。


また、何と言っても小倉孝プロの実績がモノを言っている。
そう、「竜王位」連覇だ。
実績を出している人、本当に強い人が書いている本ということで、
少しでも麻雀が強くなりたい人にはオススメです。
⇒ 目次はコチラ

【最強デジタル理論】これぞデジタルの第一打!

<条件>
 ●東一局0本場
 ●西家
 ●一巡目
 ●ドラ八索
 
  一萬三萬三筒四筒四筒五筒七筒六索九索九索東白  ツモ一筒


  何切る?





<答え>
 ●打東

<理由>
 ●デジタルには絞りの発想がない
 ●「ポン」をされないことが前提
 ●鳴かれてはいけない牌から切る
 ●デジタルは、ピンズを一筒三筒四筒四筒五筒七筒の3ターツとして構想する



 あなたの答えは何だっただろうか?
 打一筒?  打白?  打九索
 
 もしあなたが「デジタル派」だと自分では思っていて、打東以外だったら「偽デジタル派」となる(汗
 打白なら「半端デジタル派」だ(笑

【最強デジタル理論】目次

<プロローグ>
・これこそがデジタルの第一打
・デジタルなら打『北』
・偽デジタル雀士たちの悪手
・進化するデジタル雀士

<第一章 デジタル麻雀の基本手順・手筋> 
・序盤の手順 字牌の扱い方
・序盤の手順 トイツ手をみる
・中盤の手筋 翻牌の切りどき
・中盤の手筋 ペンチャンの捌き
・中盤の手筋 数牌の打牌選択
・中盤の手筋 雀頭固定型
・ゴールを近くする考え方
・押し引きの判断

<第二章 小倉システム牌組編>
・序盤の手順
・ペンチャンを捌く
・有利なシャンテン戻し
・リャンメン カンチャン
・リャンメン シャンポン
・手役の取捨選択
・リーチが狙えないとき
・練習問題 第一問~第七問

<第三章 小倉システムリーチ編>
 ・マンガン以上でもリーチ
 ・美的感覚を持たない
 ・リーチを保留する
 ・どこで受けるか
 ・問題(第一問~第6問)

<第4章 小倉システム仕掛け&赤ドラ編>
 ・仕掛けの基本条件
 ・攻防のホンイツ
 ・食いタンヤオの仕掛け
 ・積極的に仕掛ける
 ・鳴くか鳴かないか
 ・赤ドラ麻雀の手筋
 ・赤ドラターツの処理
 ・赤ドラの取捨選択
 ・問題(第一問~第5問)

<第5章 小倉システム押し引き編>
 ・システムを構築する
 ・打点・残り巡目・持ち点
 ・オヤは押す
 ・仕掛けに対して
 ・形式テンパイ
 ・問題(第一問~第三門)

<第6章 小倉システム読み編>
 ・リーチは読めない
 ・鳴きに対しての読み
 ・マンピンソーの法則
 ・さまざまな読み
 ・問題集(第1問~3問)

<第7章 小倉システム実践・何を切る>
 ・第一問 ~ 第10問

<雀王戦概要>

<あとがき>

<コラム>

 ・土井泰昭の分析①
 ・土井泰昭の分析②


 ※写真はコチラ