【魔神の攻め】回し打ちの心得

チップ麻雀や短期戦の東風戦では、隙あらばアガろうという攻撃的発想が大事になります。
そう、「回し打ち」です。
ただ、無謀に攻めていてはただの「カモ」です。


そこで渋川プロの「回し打ち」のコツを見ていきましょう。


<ポイント>
①通りそうならまずトイツ落とし

 ・トイツをほぐすと2巡の猶予が得られる 
 ・2巡経つと安全牌の状況もお変わるし、自分の手も変わるため、
  「押し引き」の判断が一層分かりやすくなる
 ・回し打ちはいかに安全に進めるかが大事
 ・様子見は中途半端なことでない


②よっぽどの手じゃない限り押していいのはイーシャンテンから
 ・リャンシャンテンから押すのはかなり不利
 ・ギリギリまで安全に進め、イーシャンテンになってから押すかどうか考える
 ・安全牌を上手く切りながらイーシャンテンまで進める技術が重要

 
③回し打ちばかりを意識するのではなく、真っ直ぐいく手は真っ直ぐいく
 ・回し打ちに慣れてきた時に陥りやすい罠がこれ
 ・真っ直ぐいくべき手は余計なことを考えずに真っ直ぐいくべき




では、具体的を見ていきましょう。

<何切る?>
・東一局、東家
・対面がリーチ
・他家はテンパイしていない
・対面の捨て牌  北西中六萬南八索一筒四萬三索横二筒
・自分の手牌   七萬九萬一索三索五索赤五索五索八索八索四筒五筒七筒八筒九筒  




<答え>
「七萬」「九萬」落とし



<理由>
・現状は赤1イーシャンテン。できれば攻めたい
・「一索」「三索」落としは、「三索」は現物だが、「一索」は無スジ
・「七萬」「九萬」落としは、両方ともリーチ前のスジ
・1手先2手先まで見据えて打牌を選ぶ





簡単にまとめると、
・基本は、イーシャンテンから回し打ちを考える。
・マンガン以上で勝負手の時は、色々考えず真っ直ぐ攻めるべし!
という感じでしょうか。

「回し打ち」は簡単ではないですよね?
ただ上級者にとっては大事な技術。
リーチが来たら無条件にベタオリしてたら舐められちゃいます。


ぜひ参考にしてみましょう!


※関連記事はコチラ
⇒ 小倉システム「押し引き」
⇒ 渋川流:ベタオリ必勝法

【最強小倉システム】リーチに対して完全十分形

<北家は何を切る?>
・ドラ五筒
・南家の捨て牌  西八筒一筒一索四筒七萬横六索東
・北家の手牌   三萬三萬三萬六萬七萬三筒四筒五筒赤六筒七筒  ツモ四萬  チー四索横三索五索  




<赤あり東南の場合>
・打「四萬」で攻める

・赤あり東南は「攻め」か「オリ」かで態度をはっきりさせた方がよい
・打「四萬」で攻め。打「七萬」でベタオリ。




<赤あり東風の場合>
・打「四萬」で完全十分形を維持

・赤あり東南は、「赤1+リャンメン」なら全ツッパ
・完全十分形はテンパイに等しいと考える
・数学的には等しいわけでないが、押し引きの判断材料とするなら等しいと考える
・何が出てもチーをしてリャンメン以上で待つ
・相手の待ちがどうだとかの読みは不要
・ただ自分の手だけを見て全ツッパ
・次の場合も「赤1+リャンメン」なので全ツッパ

 三萬三萬三萬四萬六萬七萬三筒四筒四筒五筒赤六筒  チー四索横三索五索



<赤なし東南の場合>
・ベタオリ

・赤なし東南で高い手に放銃すると取り戻すのが大変
・もちろん行くしかない条件の時は、打「四萬」で腹をくくる




今回の問題は、プロの中でも意見が分かれそうですね。
特に「東南戦」。
守備的な選手はどちらも「ベタオリ」を選択するでしょうね。


ここでは、<赤あり東風>の「赤1+リャンメンなら全ツッパ」を覚えておきましょう。